素材がもつ個々の魅力や個性を引き出す、食文化としての正統派フランス料理。

フランス料理のアイデンティティーには、時代と共に変化する、多種多様な解釈があります。幸いにも北九州の地は食材の宝庫。海の幸、山の幸の産地とも近く魅力的な食材が比較的手に入りやすい立地条件です。当店では個々の食材がもつ魅力や個性を、伝統的なフランス料理の調理法を用いて、最も美味しくお客様に召し上がっていただくことを、大切に考えて料理をさせていただきます。
当店は出来る限り旬の要素を取り入れながら、目と舌で四季の移り変わりをお楽しみいただけるようランチ・ディナーともにコースでのご提供となっております。
秋茄子
マッシュルーム
● 冷前菜
スマガツオ
● 温前菜
オマール海老
● 魚料理
赤ムツ
● グラニテ
カボス
● 肉料理
牛 フォワグラ
● アバン
米卵
● デセール
葡萄
LUNCH
DINNER
アバンデセール
*ハーフサイズでの対応もさせていただきます(価格は通常の70%)*
*食材の仕入れ状況により、一部メニュー内容を変更させて頂く場合がございます*
コース料理における「旬」の考え方について
季節ごとの食材を楽しむ。それがこれまでの「季節のシェフおまかせコース」の魅力でした。
しかし、近年栽培方法のめざましい発展により、たとえ季節ものの食材であっても私達の目、舌ではとても旬の食材と言えない食材が増え、季節に合わせた食材を選ぶことが困難でありました。
そこで、なぜ旬の食材を使うのか・・・ということを考え直した結果、旬の解釈を当店では「その食材が最も熟し栄養価が高く、シェフが食材として最も味の魅力を引き出しやすい時期」することにしました。
その結果、いままでエタンセールでは季節という時間の変化に合わせて2ヶ月ごとにコース料理を変えてきましたが、これからは食材そのものの変化に合わせてメニューを野中シェフと考案していくことになります。それは、この変更に伴ってこれまでのエタンセールカワモトを超えた最上の料理を皆さまにご提供することに繋がります。
細かい話にはなりますが、個々の食材についてはのより具体的な考え方は以下のようになります。
すべての野菜に旬があります。食材の“走り”として店頭にならぶビニールハウスで作られた未熟な野菜を使用することは一切ありません。あくまでエタンセールが選ぶ野菜は自然界で逞しく育った野菜です。
鮮魚にはいわゆる“脂が乗る”時期があります。天然のものを食べ、天然の厳しい環境で育ったからこそ味わえる脂の乗った鮮魚を市場から直送で調理します。
基本的に旬が無いと言われていますが、エタンセールでは北海道ボーヤファームなどの放牧にこだわった業者様の食材や野生天然もののジビエを使用することがあります。これらは天然にこだわったお肉ですので旬が無いと言われるお肉でも旬が味わえます。
季節の果物として市場に走りとして出回るものは使用しません。最も味の濃くなる時期を狙ってデザートに仕上げます。
もちろんこれまでと変わらず、お客様の要望や過去の来店履歴をシェフ一同、精査させていただきメニューが重複しないように、十分配慮させていただきます。
旬の魅力がつまった最高のフレンチを当店にてお楽しみください。

当店ではワインセラーを完備し、常時200種類のワインを取りそろえております。料理とワインとのマリアージュについては、専属のソムリエがお客様の好みや希望などを丁寧にお伺いしながら、最良の1本を選ばせていただきます。その他にも、フランス料理を楽しむ上で欠かせないワインの魅力を多くの人に知っていただくため、定期的なワインイベントを開催するなど、ワインを通じた食文化の向上に寄与する活動も積極的に行っています。
Aセット¥2,900前後
Bセット ¥5,800前後
*内容は日のグラスワインによって変わります
*一本に付き¥2750(ビンテージものに関しては、別途ご予約時にご相談ください)